構造的心疾患 (Structural Heart disease)、先天性心疾患 (Congenital Heart Disease)に対するインターベンション治療はこれまで長足の進歩を遂げてきました。
本邦でも人口の高齢化とともに、重症大動脈弁狭窄症や外科手術困難な僧帽弁閉鎖不全症の患者数はさらに増加し、2020年には、経カテーテル大動脈弁留置(TAVI)は標準的治療として発展し、経皮的僧帽弁接合不全修復システム (MitraClip)も定着していると思われます。また、脳梗塞の再発予防としての左心耳閉鎖術、卵円孔閉鎖術が開始されており、熱い議論ができるものと期待しています。小児循環器、成人先天性心疾患の分野では、経カテーテル心房中隔欠損閉鎖術、動脈管閉鎖術に加えて、外科手術後再治療が必要となった先天性心疾患に対する経カテーテル肺動脈弁治療等が開始されているでしょう。
これらのカテーテル治療の進歩を支えるものは、治療技術の正確な理解、適応評価、手技を計画する際のイメージング診断、合併症ベイルアウトに関する知識・経験の共有に他なりません。プロフェッショナリズムに徹したチーム医療も欠かせません。ストクラ2020年が、国内外の最新の知見を幅広く共有する場となるよう鋭意準備を進めて参りたいと思います。取り上げるべき内容がございましたら、是非ご一報頂ければ幸いです。

ストラクチャークラブ・ジャパン ライブデモンストレーション2020
会長 新家 俊郎(昭和大学病院 循環器内科)
富田 英(昭和大学病院 小児循環器・成人先天性心疾患センター)

メニュー