【PDA】座長の言葉

Structure Club Japan Live Demonstration 2017

2017/11/5(日)第2会場 14:45-15:45

PDA

ビデオ

ファシリテーター:今井 逸雄 (京都大学大学院医学研究科)、小林 俊樹 (埼玉医科大学国際医療センター)

座長の言葉

動脈管開存症(PDA)のカテーテル治療を考えるときにそのPDAの形態の多様性と疾患自体に出会うことが多くないこともあり治療に際してどのデバイスをどのアプローチで使用するのか迷うことも多いと思います。
具体的には現在使用可能なものとしてコイル、Amplatzer PDA occluder、Vascular plugによる塞栓などの様々なdeviceによる塞栓が考えられます。
しかし、心雑音を聴取しない小さなPDAを塞栓すべきか、更には様々な大きさ、形態を有するPDAに対し、何を使用してどのように塞栓するかなどの一定の指針はなく、術者の考え、経験により決定されているのが実情です。

このセッションではビデオライブを通してエキスパートの治療に対する考え方、device選択の基準などを学んでいきたいと思っておりますし会場の先生方からも忌憚のない意見質問を頂戴できればと思っております。
明日からの日常診療に役立つセッションになれば幸いです。

今井 逸雄 (Masao Imai)