【Focus On Imaging_ASD/PFO_Imaging】座長の言葉

Structure Club Japan Live Demonstration 2017

2017/11/5(日)第2会場 15:50-16:50

Focus On Imaging_ASD/PFO_Imaging

ビデオライブ、プレゼンテーション

ファシリテーター:細川 忍 (徳島赤十字病院)、金澤 英明 (慶應義塾大学医学部)

コメンテーター:鶴田 ひかる (慶應義塾大学医学部)、桜井 美恵 (仙台厚生病院心臓血管センター)、高谷 陽一 (岡山大学)、小倉 理代 (徳島赤十字病院)

ビデオライブ:高谷 陽一 (岡山大学)

プレゼンテーション:「PH合併ASD:アイゼンメンジャー症候群の診断」鶴田 ひかる (慶應義塾大学医学部)、「ICEによるASD/PFO診断」小倉 理代 (徳島赤十字病院)、「CTを用いたASD/PFO診断」金澤 英明 (慶應義塾大学病院)、「手技ガイドとしてのTEE: ASO とFFOの違い~~ エコー医の立場から~~」桜井 美恵 (仙台厚生病院心臓血管センター)

座長の言葉

心房中隔欠損症(ASD)の経皮的治療を始めた頃、 治療翌日から症状や血行動態の劇的な改善を認め、治療に生かす画像診断など多くの事を学んだ。
現在、新しい閉鎖deviceの登場もあり、ASD治療は成熟期に差し掛かりつつある。
現在、卵円孔開存(PFO)を介した奇異性塞栓に注目が集まっている。
経皮的閉鎖術に対する賛否両論の時期を経て、ついに2017年9月3つの大規模研究で薬物療法に対する経皮的PFO閉鎖術の優越性が証明された。

このセッションではビデオライブによる卵円孔の評価と肺高血圧合併ASDの評価、各種イメージングによる心房中隔の解剖、Deviceの違いを理解するtipsなどをエキスパートが解説し、今後のASD/PFO治療に対する指針を示してくれるものと思われる。
イメージングや治療に関わる医師だけでなく心エコーやCTに関わるコメディカルにとっても有用なセッションであり、多くの方の参加をお待ちしています。

細川 忍 (Shinobu Hosokawa)