座長の言葉
本邦にTAVIが導入され3年になる。
すでに日常診療の一部になった施設も多いことだろう。
日常になった「TAVI_ECHO」にも悩みは尽きない。
重症度評価におけるlow-gradient ASは未解決な点が多い。
負荷を行ってもガイドライン通りには行かないケースをしばしば経験する。
デバイスの進歩により術中はTEEからTTEへと変化しており、TTEでの評価にも対応が必要だ。
一方で致命的な合併症を経験した身の上としては高リスク症例ではTEEで評価したい。
PVL評価も曖昧な点が多い。
本セッションは日常で経験する「TAVI_ECHO」の悩みが詰まった内容になっている。
ビデオライブ形式による各先生方の実践から学び、初心者からエキスパートまで日常の悩みを解決へとつなげる議論ができればと思います。