【Focus On Imaging_PVL Imaging】座長の言葉

座長の言葉

Paravalvular  Leaksは診断が難しいとされる。実際、経胸壁心エコ―ではほとんど診断できない場合が多く、経食道心エコーを実施してもその存在(とくにtransvalvularとの鑑別)・部位・重症度の診断は簡単ではなく、かなりの経験を要する。

いままでPVLの治療は外科治療もしくは内科的姑息的治療しかなかったために、それほど詳しい診断は必要なかったとも言える。

しかしながら、今後はPVLもカテーテル治療がかなりの役割を果たすであろうことが期待され、TAVIやMitraClipと同様に術前の段階から治療戦略を構築することが極めて肝要である。そのプロセスの中にはエコーだけではなく、CTも重要な役割を果たす。

本セッションはPVL画像診断のエキスパート達から最新の知見を交えた講演をいただきながら、来るべきPVLカテーテル治療に必要なimagingの知識・技術を学ぶ場を提供する。

有田 武史(Takeshi Arita)
プログラム

Focus On Imaging_PVL Imaging

ビデオライブ&プレゼンテーション

2017/11/5(日)第3会場 11:10-12:10
ファシリテーター:長谷川 拓也(国立循環器病研究センター病院 心臓血管内科部門 心不全科)、 有田 武史(九州大学病院 血液・腫瘍・心血管内科)

Structure Club Japan Live Demonstration 2017