座長の言葉
SAPIEN XTを用いた本邦初のTAVIの治験が2010年4月に始まったときは、このようなビデオライブが行えるようになるとは、考えもしなかったように思います。さらに、TAVIの治験施設の1つとして、治験後講演など行った際に、厳しいご意見も伺ったのを懐かしく感じます。
さて、今回のビデオライブは、Evolut Rを用いた“非大腿動脈アプローチ”の代表である“左鎖骨下動脈アプローチ”です。このアプローチは、非常に重要でかつ有効なアプローチであり、Evolut Rの底力が出るアプローチであると考えています。慣れている大腿動脈アプローチとの立ち位置の違いなどもあり、大腿動脈アプローチとは異なるテクニックもあろうかと思います。術者とそのチームには、存分に披露して頂きたいと考えています。
このようなビデオライブは、教育的であるばかりでなく、そのチームの雰囲気も醸し出されるので、それも感じつつ、前向きで“熱男”的なディスカッションをしたいと考えています。例えば、S3がよかったのでは?足から行けたんじゃないの?など忌憚ないご意見を歓迎します。
では、皆さん当日会場でお会いしましょう。