【徹底的にイメージング:MitraClip の導入を見据えて】座長の言葉

座長の言葉

超高齢化社会を迎えた本邦において僧帽弁閉鎖不全症(MR)は大動脈弁狭窄症と並び日常臨床で遭遇する機会の多い弁膜症の一つである。

いよいよMitraClipの導入が迫り、MRもSHDインターベンション時代の幕開けを迎える。MR患者の中には治療の恩恵を受けていないunmet needsが多く存在することが知られており、カテーテル治療は希望の光であると言える。MitraClipは従来のカテーテル治療と違いエコーガイドで行う手技であり、またその適応決定においてもエコーの担う責務は重い。2Dのみならず3Dを駆使した評価が必要であり、また安静時だけではなく運動負荷による評価もこの治療の発展を感じさせる。

本セッションではMitraClipの導入を見据えて、心エコーによるMR評価の基本~応用までを網羅し、ハートチームの円滑なコミュニケーションとしてどの様な点に気を付けて行けばよいのか、皆様と共に考えていきたい。

出雲 昌樹(Masaki Izumo)
プログラム
2017/11/4(土)第1会場 13:40-14:40

徹底的にイメージング:MitraClip の導入を見据えて

Mitral-1

座長:出雲 昌樹(聖マリアンナ医科大学 循環器内科)

Structure Club Japan Live Demonstration 2017